麻雀の役満には、全部で12種類存在しています。
役満はどれも超高難易度です。
通常の役満は32,000点、親は48,000点、それだけ難易度が高い証拠です。
国士無双
『1萬、9萬、1筒、9筒、1索、9索、東、南、西、北、白、發、中』を集めた麻雀の中で最も特殊な集め方をする翻です。
当然、鳴きなしです。
雀頭の2枚は、13枚の内どれでもよく、まずは、1・9牌全てと字牌全て1枚ずつ集めることが条件です。
国士無双13面待ちリーチはW役満
13面待ちで和了した場合は、W役満とすることもあります。
大三元
三元牌の『白、發、中』をすべて3枚以上集めて和了する役満です。
小三元は満貫ですが、大三元は役満と大きな違いがあります。
国士無双と同じく比較的、割と出現しやすい役満です。
大三元は、鳴いても役満になります。
四暗刻
暗刻を4つ作ることから四暗刻で、超高難易度から役満です。
当然、鳴きなしです。
ただし、シャンポン待ちリーチで積もれば四暗刻ですが、ロンの場合、
- 三暗刻
- 対々和
になるので注意する必要があります。
四暗刻単騎待ちはW役満
四暗刻単騎待ちは、ローカルではW役満とすることもあるようです。
字一色
字牌のみで構成する役満です。
順子系にはならないので必ず刻子の形になります。
鳴いても作れる役満の1つです。
字一色は複合する
- 小四喜
- 大四喜
- 大三元
- 四暗刻
と複合します。
小四喜
風牌の4種類の内、3つを刻子か槓子で揃え、残りの1つを雀頭で揃える役です。
鳴いても作ることができます。
大四喜
風牌の4種類すべてを刻子か槓子で揃える役満です。
雀頭は何でも良く、鳴いても役満です。
緑一色
緑一色に使用できるのは、『索子の2、3、4、6、8と三元牌の發』の6種類のみです。
136枚中、24枚しか使用できません。
さらに、24枚中自分に14枚が必要になります。
役満の中でも、さらに高難易度です。
もちろん、鳴いても役満です。
清老頭
『1萬、9萬。1筒、9筒、1索、9索』の6種類のみで構成する役満です。
鳴いても役満になります。
緑一色同様に、使用できる牌が全部で24枚しかないため、超高難易度になります。
四暗刻と複合します。
九連宝燈
九連宝燈で和了すると命を落とす、と言われるくらい超超超高難易度です。
萬子、筒子、索子の種類は関係なく、数牌の1種類で構成し、1と9を3枚ずつと2~8を1枚ずつの13枚を揃えて、さらに、9種類の内どれか1牌を重複させ雀頭にする役満です。
9面待ちの場合、どれでも和了できる
国士無双のように、多面待ちが存在します。
9面待ちでリーチの場合、どの数牌が来ても和了することができます。
その際、フリテンには注意する必要があります。
四槓子
1局内に、1人で4回槓を行うと四槓子の役満になります。
明槓、暗槓は特に関係ありません。
四槓流れに注意
基本的に、1局内2人以上で4回槓を行うと4回目の槓が成立した時点で流局になります。
四槓子が成立するのは、1人で連続4回の槓を行った場合のみです。
四槓子成立の場合は、途中流局にならず、そのまま続行になります。
5回目の槓は、他の3人は行うことができません。
天和
親が初めの14枚で和了している状態のことです。
地和
子が最初の第一ツモで和了する状態のことです。
ただし、第一ツモの前に『チー、ポン、カン』がある場合は成立しません。
さいごに
役満はどれも高難易度です。
だからこそ、点数が高いのです。
点数は芸術点、役満が作れそうな場合は是非、狙ってほしいところです。