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麻雀のポンとは何?正しいルールと順番を解説!チーよりも優先だよ!

2020年4月20日

麻雀,ポン

麻雀のポンとは、他家が捨てた牌をもらって、同じ牌を3枚にすることです。

宣言するときに『ポン』と発声します。

但し、いくつかルールがあります。

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ポンとは?

ポン

ポンは自分の手牌の中に同じ牌が2枚あるとき、他家の捨てた牌をもらって同じ牌を3枚1組の刻子にすることです。

ポンをする場合は、『ポン』を発生し、欲しい捨て牌をもらい、不要な牌を1枚捨てます

完成した刻子は卓の右端に出し、誰からポンしたか分かるように置きます。

ポンをしたら、ツモの順番はポンをした人の下家(右隣の人)に移ります。

ポンと鳴くとも言います。

上家(左隣の人)からポンした場合

上家,ポン

左隣からもらったので、もらった牌を横にして左側に置きます。

残り2枚は縦で置きます。

対面(向かいの人)からポンした場合

対面,ポン

対面からもらったので、もらった牌を横にして真ん中に置きます。

残り2枚は、横にした牌を挟むように縦で置きます。

下家(右隣の人)からポンした場合

下家,ポン

右隣からもらったので、もらった牌を横にして右側に置きます。

残り2枚は縦で置きます。

ポンとチーが同時の場合、ポンが優先

1つの捨て牌に対してポンとチーが同時にあった場合、ポンが優先されます。

ポンのメリット

欲しい牌をすぐ手に入れられる

何と言っても自分が望んでいる牌を『ポン』と発声することですぐに手に入れることができます。

ツモで欲しい牌を引ければ良いですが、刻子にするには全4枚中3枚が手元になければなりません。

ポンは2枚目に鳴け』という格言もあります。

早く上がりに近くなる

麻雀は、基本的に4面子と1雀頭です。

いかに、役を増やし早く作れて上がれるかが勝負の分かれ目となります。

ポンをするという事は、必然的に刻子が1つ完成することになります。

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よって、早く上がりに近づくことに繋がります。

早上がりを目指すなら、鳴くのも1つの手段です。

ポンのデメリット

他家に牌をさらすことになる

ポンをすると、自分の右端に牌を倒して置かなければなりません。

よって、他家に牌を見せるようになります。

ポンが字牌なら、

  • 役牌のみなのか?
  • 大三元なのか?
  • 四喜和なのか?

など勘繰られます。

数牌なら、

  • タンヤオなのか?
  • 対々和なのか?
  • 染めているのか?

など、読まれる可能性があります。

振り込む可能性が高くなる

一度も鳴いていない場合、1枚牌を捨てる状況のときは、手元に14枚あるはずです。

ですが、1回鳴くごとに、手元の牌は減っていきます。

  • 鳴きなしで14枚
  • 鳴き1回で10枚(ポンした刻子が1組)
  • 鳴き2回で7枚(ポンした刻子が2組)
  • 鳴き3回で4枚(ポンした刻子が3組)
  • 鳴き4回で1枚(ポンした刻子が4組、裸単騎の状態)

となります。

手元から捨てる牌の枚数が少なくなるということは、自分の逃げ道を塞ぐことになります。

他家からのリーチが入った場合、逃げられなくなる可能性もあります。

鳴く場合は、リスクも付きます。

役を付けないとあがれなくなる

ポンやチーなどの鳴きがない場合、順子、刻子の種類に構わず、リーチをかければ、役が完成します。

ところが、鳴く場合、役を付けなければ上がることができなくなります

  • 風牌
  • 三元牌
  • タンヤオ
  • 対々和
  • 混老頭

など、役を完成させなければ上がれなくなります。

役なしで和了した場合、チョンボになります。

翻数が下がる

ポンであれ、チーであれ、鳴くと翻数が下がる役があります。

  • 三色同順
  • 一気通貫
  • チャンタ
  • 混一色
  • ジュンチャンタ
  • 清一色

は鳴くと翻数が下がります。

面前ロン上がりの加符がなくなる

面前でロン上がりした場合、翻数の他に符が10符追加になります。

基本符は20符ですから、面前でのロン上がりは30符以上となります。

ポンをすると、20符からの追加計算となるため、アガリ符も低くなる傾向があります。

さいごに

ポンは、他家からの捨て牌をもらって刻子を作る技です。

早上がりに向いていますが、リスクもあります。

場の状況を見極めつつ、行うようにしましょう。

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