麻雀には、名言と呼ばれる格言や注意点があります。
昔から言われているものや、実践中に起きやすい状況などがあります。
麻雀における『あるある』名言集をまとめました。
早いリーチはイースーソー
早いリーチは、なぜか『索子の1と4』の平和系の待ちになることが多いことからこの格言は昔から有名です。
なぜ索子なのか分かりませんが、『早いリーチは端牌絡みが良い』と昔から言われています。
理由は、端牌が出やすいことからきているようです。
語呂合わせの意味もあるでしょう。
ローキューソー(6、9の索子)では、言いにくい部分もあります。
シャンポン待ちやカンチャン、ペンチャン待ちより平和系の待ちは、上がり牌の数も多く上がりやすいと言われています。
南槓に上がり目なし
南を槓する、つまり『南槓』は『難関』と言い換えることができます。
よって、上がるのには難関を極めるという言葉があります。
南を槓すれば必ず上げれないわけではなく、語呂的に難関となることから辛いイメージを持ちます。
よって、よっぽどチャンスでもない限りは南を槓しないほうが良いでしょう。
単騎は西で待て
単騎は『西』(シャー)で待てと言われています。
意外と終盤で忘れがちになるのが『西』です。
基本的に、終盤局面で出ていない字牌を切るのは危険です。
また、字牌は、国士無双や字一色、大四喜などにつながる恐れも十分あります。
役満を振り込めば、目も当てられません。
そこで意外と盲点になりやすいのが西です。
何気ないふりをして、ダマテンで『西』の単騎待ちにすると意外と上がれるかもしれません。
対々(トイトイ)にスジなし
順子であれば、
- 1,4,7
- 2,5,8
- 3,6,9
など、麻雀の数牌にはスジがあります。
例えば、平和のような待ちの場合、必ず両面待ちになります。
- 1,4待ち
- 2,5待ち
- 3,6待ち
- 4,7待ち
- 5,8待ち
- 6,9待ち
などです。
このスジを捨て牌から読めば、放銃を防ぐ手段の1つになります。
立直をかけた人が萬子の『4』を場に捨てていれば、『1萬』は待っている牌ではない可能性が高いと言えます。
ところが、シャンポン待ちのトイトイ系の形で待たれると読めません。
理由はスジがないからです。
残り牌が少なく、待ちが悪いのはシャンポン待ちですが、スジがないので読まれにくい特徴があります。
さいごに
麻雀の名言集は、語呂合わせや日常のちょっとした気づきを表現しています。
麻雀あるあるとして、記憶の片隅に置いておけば、自分の和了や相手への放銃を防止できるかもしれません。