麻雀で強くなるには、勝負師としての大切なマインドがあります。
それは、勝負するときは徹底的に勝負する、降りるときは徹底的に降りるメリハリです。
むやみやたらに勝負を仕掛ければ、相手に敗れる原因になります。
麻雀で強くなるには勝負師としての考え方です。
強くなるためのマインドを7つお伝えします。
麻雀には『場の流れ』があることを心得よ
麻雀は、あなた1人でゲームをしているわけではありません。
麻雀は4人で行うゲームです。
あなたの他に3人も同じ環境で麻雀をしています。
手牌が良い人もいれば、悪い人もいます。
使用する136枚の牌が、ランダムに4人に振り分けられています。
麻雀で勝つには、
- 相手に振り込まないこと
- 強烈な引き
です。
流れが良いときは、どんな待ちでも和了できますし、逆に流れが悪いときは多面待ちでも和了できません。
まさに勝負は時の運、場の流れに注目しましょう。
無理に鳴いたり、待ちの悪いリーチは、自分で自分の首を絞める結果に繋がります。
自分の流れが良いときは、波に乗っている状態と言えます。
降りるときは徹底的に降りること
麻雀は、4人で点数を競い合うゲームです。
基本的には半荘の勝負で、最後に点数を多く持っている者が勝者です。
途中経過は関係なく、ゲーム終了後に自分の点数が他の人より多ければ良いのです。
麻雀には、流れがあります。
1局内で自分にチャンスが巡ってこない場合、降りることも勝負師としては必要です。
無理に勝負を仕掛ければ、勝つ場合もありますが負ける場合もあります。
半荘は、親を2周します。
親の連荘がなく、どんなに短い対局でも8局は勝負をすることになります。
8局もあれば、1局はあなたにチャンスが訪れるはずです。
チャンスが来た場合は勝負、チャンスが回ってこない場合は徹底的に降りましょう。
あなただけノーテンでもたった3,000点の支払いで済みます。
チャンスを待ちましょう。
相手に振り込めば、点数も運も大きく失うことになります。
自分が親の時は必ず勝負せよ
半荘は、東場、南場と1人当たり親を2回行います。
自分の2回の親の局は、徹底的に勝負を仕掛けましょう。
親の場合、点数は5割増しです。
親の満貫は12,000点、跳満なら18,000点です。
リーチの待ちが悪い場合でも、即リーチ。
相手を勝負から降ろすことも戦術の1つです。
できれば早上がりに徹し、連荘を目指しましょう。
親は、3人の相手から大きく点数を奪うチャンスです。
攻撃は最大の防御と言えます。
調子が良い時にはどんどん仕掛けること
タンヤオや平和、七対子など割と点数が低い役であっても和了できると感じる場合は、どんどん勝負を仕掛けましょう。
自分にチャンスが巡ってきている証拠です。
和了できるときはどんどん勝負をして和了することです。
役満でもテンパイで終了すれば、ただのテンパイです。
役は和了して初めて効果を発揮します。
調子が良い場合は、どんどん勝負を仕掛けていきましょう。
リーチは両面待ちか多面待ちで仕掛けること
リーチを仕掛ける場合、両面待ちか多面待ちだと和了しやすいです。
理由は、和了する牌の数の多さにあります。
麻雀は、同じ牌は4つしかありませんよね。
単騎待ちリーチの場合、まず、自分が1枚を持っているので残りは場に3枚しかないことになります。
ペンチャン、カンチャン待ちのリーチは、場に4枚しかありません。
シャンポン待ちは、種類が違う2種類の牌が残り2枚ずつの4枚になります。
他家に捨牌となっている場合や鳴きで使用されている場合は、さらに残枚数が減ります。
ところが、
- 両面待ちは、8枚
- 3面待ちは、12枚
は、場に残っていると予測することができます。
和了する牌が多いのですから、自分でツモる可能性が高くなります。
リーチの場合は、和了する待ち牌が多くなるように仕掛けると上がりやすくなります。
安易に鳴かないこと
早上がりを目指す場合、自分がどうしても欲しい牌がある場合、鳴くことも1つの手段です。
ですが、鳴くという行為は、時として危険になる場合があります。
鳴くと自分の手牌の数が少なくなります。
スタートは親は14枚で、子は13枚です。
1度鳴くと、手牌が10枚。
2度鳴くと、手牌が7枚。
3度鳴くと、手牌が4枚。
4度鳴くと、手牌が1枚。(裸単騎)
捨て牌の選択肢が少なくなり、相手に振り込む可能性が増えることになります。
また、鳴くと和了する時に基本符の数が少なくなるため、点数が少なくなります。
さらに、鳴くと役数が下がる場合もあります。
鳴きは、戦略の1つですが、諸刃の剣でもあります。
チャンスを待つこと
対局中、必ず自分が上がれるわけではありません。
4人で点数を争うゲームなので、良いタイミング悪いタイミングは必ずあります。
麻雀は、流れと運です。
自分にチャンスが訪れるまで、じっと我慢することも大切です。
流れが悪い状態、リーチの待ちが悪い状態で勝負を仕掛ければ、相手に振り込む可能性が高くなります。
単純に、1局中に上がれる人は1人、つまり、あなたが和了できる可能性は4分の1です。
逆に和了できない可能性は、4分の3と言えます。
和了する可能性より、和了できない可能性のほうが圧倒的に確率が高いことになります。
無理をして勝負を仕掛けるよりもチャンスが訪れるまで、待つほうが賢明と言えます。
まとめ
麻雀で強くなるマインドは、
- 麻雀には『場の流れ』があることを心得よ
- 降りるときは徹底的に降りること
- 自分が親の時は必ず勝負せよ
- 調子が良い時にはどんどん仕掛けること
- リーチは両面待ちか多面待ちで仕掛けること
- 安易に鳴かないこと
- チャンスを待つこと
この7つです。
流れが良いときは、どんなに悪い待ちでも上がれますし、逆に流れが悪いときは、待ちがどんなに良くても上がれません。
和了する条件はたった1つです。
上がりに必要な牌が1枚だけあれば良いのです。