麻雀の役満である緑一色は『リュウイーソー』と呼び、緑色の牌のみで作ることができる役です。
緑一色は、索子の2,3,4,6,8と三元牌の『撥』の6種類で構成されています。
三元牌の撥がなくても成立します。
ただし、牌の数が少なくなるためより難しくなります。
今回は、麻雀の役満、緑一色に迫っていきます。
麻雀の役満である緑一色の牌は?
緑一色という役は、その名の通り索子の緑色で作られている牌と三元牌の『撥』の構成で作られている役です。
刻子、順子は関係なく緑色、一色で構成されていれば緑一色となります。
緑一色を作るには、全部の牌136枚の内、索子の2,3,4,6,8と三元牌の『撥』の合計24枚しかありません。
役満だけあって、非常に難易度が高い手になります。
役満、緑一色は撥がなくても成立する
緑一色は、三元牌の撥なくても成立します。
緑色、一色で染めることが緑一色になるのでさらに難易度が上がりますが、成立させることができます。
三元牌の『撥』がない場合、緑一色をたった20枚で構成することになります。
麻雀は、14枚で役を構成してアガリになるので、緑一色に必要な牌20枚中、14枚を集めなければなりません。
緑一色は鳴きも成立する
緑一色は、緑色一色で染めることが条件なので、鳴いても成立します。
ですが、鳴きが多くなるほど場に鳴いた牌を見せることになるので、他の人にばれる可能性が高くなります。
特に索子の6,8や撥は順子にすることができないので、必ず刻子か槓子になります。
場に2枚捨てられてしまうと、雀頭としか使用することができなくなります。
緑一色の点数は?
麻雀での緑一色は役満なので、
- 子のアガリの場合、32000点
- 親のアガリの場合、48000点
になります。
親は点数が5割増しなので、親の役満はとても強力な一手になります。
- 子がアガリの場合、親は16000点、子の2人が8000点ずつの支払い
- 親がアガリの場合、16000点オールとなります。
是非とも、自分が親の時に緑一色を狙いたいところです。
緑一色は四暗刻とのダブル役満になる可能性がある
緑一色は、牌の作りによっては、四暗刻との複合役にも変化させることができます。
上記の場合、撥の単騎待ちで上がれれば緑一色と四暗刻のダブル役満が成立します。↑
ローカルルールによっては、四暗刻単騎待ちをダブル役満に設定しているところもあります。
そのため、四暗刻単騎待ちをダブル役満ルールに設定している場合、上記で上がれればトリプル役満が成立します。
ダブル役満の場合、
- 子のアガリで64000点
- 親のアガリで96000点
になります。
トリプル役満の場合、
- 子のアガリで96000点
- 親のアガリで144000点
になります。
緑一色を狙ってもこんな待ちの場合は注意
この緑一色も、四暗刻単騎待ちのように見える手です。
この状態でリーチの場合、待ちは索子の7と8になります。
索子の8の場合、緑一色、四暗刻が成立します。
ですが、索子の7の場合は、アガリにはなりますが緑一色は成立しません。
役は、混一色、三暗刻、撥です。
アガリ牌が違うだけで全然違う役になります。
注意が必要なのは、索子の1,5,7,9です。
索子でも赤色が使われている牌を含むと緑一色は成立しなくなりますので注意が必要です。
まとめ
緑一色は、
- 索子の2,3,4,6,8と三元牌の『撥』のみで作られる役満
- 緑一色に必要な牌は全体で24枚しかない
- 鳴きも成立する
- 索子の6,8と『撥』は刻子か槓子
- 牌によっては四暗刻との複合役もある
- 索子の1,5,7,9が入ると緑一色は成立しないので待ちには気を付ける
です。
緑一色で上がれれば、大きく点数を伸ばせるチャンスです。
チャンスが来たときは、是非とも役満の緑一色を狙って行きましょう。