麻雀で対局中に表示するドラを持って上がると役数が増え、点数が上乗せになります。
いわば、おまけみたいなものです。
但し、ドラのみで上がることはできません。
ドラについて詳しく解説していきます。
麻雀のドラとは?
ドラは、アガリのときに持っていると、1枚につき1翻になるボーナス牌の事です。
ドラ自体は上がり役ではないため、ドラのみで上がることはできません。
通常のドラの他に、
- 裏ドラ
- 槓ドラ
などがあります。
この例の写真の場合、ドラは『中』になります。
ドラ表示牌の次がドラ
配牌が終われば、ドラ表示牌をめくります。
初心者の方に多いのが、ドラ表示牌をドラと勘違いしてしまうことです。
ドラ表示牌の次の牌がドラになりますので注意しましょう。
- 1萬→2萬→3萬→4萬→5萬→6萬→7萬→8萬→9萬→1萬に戻る
- 1筒→2筒→3筒→4筒→5筒→6筒→7筒→8筒→9筒→1筒に戻る
- 1索→2索→3索→4索→5索→6索→7索→8索→9索→1索に戻る
- 東→南→西→北→東に戻る
- 白→發→中→白に戻る
ドラはこのようになります。
リーチして上がると裏ドラが乗る
リーチをした状態で上がると、通常のドラの他に、裏ドラも1翻になります。
この場合、ドラが『中』、裏ドラが『5筒』となります。
リーチをかけて上がると、裏ドラが乗るので得点が増える可能性があります。
他家が槓や自分が暗槓していると、当然、裏ドラも増えます。
上記の場合、
- ドラは『中』
- 槓ドラは『南』『7筒』『9索』
- 裏ドラは『5筒』『東』『西』『8索』
となります。
リーチの醍醐味と言えます。
暗槓、明槓でドラが増える
対局中に、槓を1回行うごとに、ドラ表示牌の左の牌も表示されるようになり、ドラが増えます。
1回目の槓の状態
- ドラは『中』
- 槓ドラは『南』
2回目の槓の状態
- ドラは『中』
- 槓ドラは『南』『7筒』
3回目の槓の状態
- ドラは『中』
- 槓ドラは『南』『7筒』『9索』
4回目の槓の状態(1人で4回連続の槓のみ)
1局で槓ができるのは、全部で4回です。
しかも、4回目の槓に到達するには、1人で4回連続である必要があります。
一人で4回槓を行うと四槓子という役満になります。
四槓子の場合、必ず、単騎待ちの状態になります。
2人以上で槓を行った場合、4回目の槓を宣言した時点で、四槓流れとなり、流局になります。
1人で3回槓を行うと、三槓子(2翻)になります。
さいごに
ドラは、槓やリーチで大きく変化します。
得点も変わってきます。
ドラを3枚持っていれば、ほぼ満貫以上は確定と言えます。
王牌は必ず常に14枚ないといけないので、注意しましょう。